人付き合いについての雑感

その人がいないところで、本人のいいところを褒める、これは最高のことだ。

逆に、本人がいないところで、皆を前にして陰口をたたく。これは最悪。

 

理屈として理解できるが、悪口を言う快感やストレスの解消はたまらないものがあるのも事実だろう。僕もたまに、周囲で嫌いな人の悪口で盛り上がっているときに、話に乗ってしまいたい誘惑に駆られる。

 

凡夫である私の目指すところは、せめて人前で悪口をいわないようすることだ。言いたくなったらその場を離れる。これはかなり有効な手段だ。

 

そもそも人と一緒にいると、認められたい気持ちがむくむくと頭をもたげてくる。誰かが話しをし始めたらその相手をしなくてはいけない、相づちを打たなくてはいけないと思わないだろうか。無視して仕事をしていたら、冷たいやつだと思われないだろうか戸考えて、愛想笑いや、共感したくもないのに話を合わせるふりをしないだろうか。

 

確かに、世を渡っていくためにはやむを得ない面もある。しかし、くだらない話には無理して付き合う必要は全くない。仕事に集中しているように装って無視するなど、うまくやっていく方法を自分で考えなくてはならない。私はよく、ヘッドホンでラジオを聞きながら仕事をする。くだらない談話をシャットアウトすることができるし、NHK第一は私的にかなりおもしろい。無論、ラジオを聞きながら仕事をするなど言語道断な職場もあろうが、もし可能なら強くおすすめしたい。

 

職場で認められることよりも趣味等をきわめることを夢想する方がよっぽど楽しいと思うのだが。